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アメリカの学校・幼稚園での子どものお誕生日パーティー

アメリカの学校・幼稚園での子どものお誕生日パーティー

アメリカで息子がお世話になったプリスクール、キンダースクールでは、お誕生日当日、または近い日で、家族同伴のバースデーセレモニーを開催してくださいます。これは日本にはあまりない習慣だと思いますので、詳しく体験談をレポートしてみます。

セレモニー当日の朝、ママは大忙し!なぜかというと、クラスと先生の人数分のセレモニースナックを用意しなければいけないのです!特別な指定はありませんが、先生からの連絡の際には、好ましいのは、オーガニックのフルーツや野菜とのコメントがあります。

アレルギーの子どもや、クラッカーなど材料によっては宗教上の都合で口にできない子もいるため、私は毎年、イチゴメインのフルーツサラダを持参していました。

息子からの情報によると、他には、グルテンフリーのピザやのり、ポップコーンが出た事もあったようです。子どもが好きなキャラクターや、その時にハマっているアイテムのカップやピック、ナプキンを用意して持参するママも多く、セレモニーは、クラス皆が楽しみにしているイベントでもあるのです。

そのため、セレモニーの日にちが決まると、まずは、どんなカップやピックにしようかを考えます。息子は、お誕生日がクリスマスに近い事もあり、グロッサリーストアにはクリスマスカラーのカトラリーが沢山! それに加えて息子が好きなピックを用意するのが私の定番でした! 

用意するのは、大体30人分! 嬉しい準備ではあるのですが、大量のフルーツを調達して、それをカットして、パッケージに入れて、となると気合いも必要な作業です(笑)!

セレモニーは、スナックと一緒に、写真を何枚か持参し、生まれた時の様子や、家族がどんな気持ちだったか、成長過程でどんなエピソードがあったか、などを家族がお話します。子ども達からも、意外性のある質問が飛び出したり、幼い頃の写真を見て大盛り上がり! 少し照れくさそうに、でもとっても嬉しそうに写真をクラスのお友達に見せて廻っている息子のはにかんだ表情は、年齢を重ねても毎年同じ!

私もこの日に、妊娠・出産の時を思い出しては、じーんとなってしまい、改めて生まれてきてくれてありがとう!という気持ちが溢れ出します!

小学校に入ると、このようなクラスでのお誕生日のお祝いは、なくなりますが、お誕生日付近で週代わりに順番がまわってくる、「今週のスター」というものがありました。当番になった子は、自身の生まれた日から現在までの年表のような物を写真やイラスト入りの模造紙にまとめ、当番の一週間は、毎日日替わりで、自分の家族について、趣味、得意なことなどを発表します。本人はもちろん、家族にとっても準備など、なかなか大変な作業も伴いますが、個性を主張する国ならではの企画ですね!

 

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この記事を書いた著者

はるかぜ
東京のIT企業で、オンラインビジネスの商品企画、マーケティング業務を担当。約10年勤務した後、夫の海外赴任を機に渡米。海外生活経験ゼロ、英語は高校生レベルでの海外生活をスタート。2011年までNYマンハッタンで生活し、その後、カリフォルニア、オレンジカウンティーに引っ越しし、子育て中心の日々の中で、現地大学で日本語の語学ボランティアや、地域支援ボランティアなどにも積極的に参加。2009年にNYで男の子を出産、2015年カリフォルニアで女の子を出産。8年の海外生活を経て帰国。
海外生活の中で、オーガニックに出会い、生活の中に取り入れています。趣味は、ヨガと、街歩き。シンプルで、ナチュラルな生活を心がけています。
海外生活で学んだ生活スタイルや、オーガニック商品、海外の子育てなどを中心に発進していきます。日本でも日々楽しい事を模索中です。

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