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アメリカのホリデーシーズン(クリスマス)の思い出

アメリカのホリデーシーズン(クリスマス)の思い出

アメリカは、秋から年末にかけてが一年で一番きらびやかで心躍る季節です!
ハロウィーンが終わり、サンクスギビングが終わると、街はクリスマス一色になります。街全体が、デコレーションされデパートや、スーパーマーケットでは、プレゼント用の商品はもちろん、ホリデー用のラッピングアイテムもずらりと並びます。
家々の、アイディアと工夫満載のデコレーションを見て回るだけでも、かなりの見応えがあります!

ホリデーシーズン(クリスマス)になると、きらびやかな街の雰囲気の中で、欠かさず行われるのが、ドネーション(義援・寄付)活動。アメリカでは、一年を通じて、さまざまな、ドネーション活動が行われていますが、ホリデーシーズンになると、多くの企業も賛同し、至るところでより身近に活動に賛同する事ができます。

例えば、フードバンク。アパートのゲートや、スーパーマーケット、公共施設などに大きなドラム缶のような大きさのボックスが設置され、缶詰や、スナック、インスタント食品、お米など、ある程度の日持ちが可能な物を寄付します。寄付した食品は、貧困の為、食料を必要としている方に施設を通じて届けられます。また、様々な事情があってクリスマスプレゼントをもらう事ができない子ども達の為に、玩具のドネーションも盛んです。わざわざ購入した物をドネーションするのではなく、自身が頂いた未使用の玩具を寄付します。日本では少し違和感があるかもしれませんが、お誕生日などで、頂いた玩具や本などが自身が必要ではない場合や同じような物を頂いた場合は、プレゼントと同封されているギフト用のレシートを使って返品する事が可能なのです。中には、ドネーションとして渡すために頂いた玩具をホリデーシーズンまで保管しておく子ども達も多く、そのような玩具が必要としている子ども達のために役立つのです。

トイザラスやスターバックスなどでも、大きなドネーションボックスが用意されるのですが、毎年、あふれんばかりの玩具が寄付されています。私も微力ながら、毎年ハロウィーンで沢山頂いたスナックや、ストック用に買いだめしておいた缶詰などをフードバンクに寄付していました。また、息子は、お誕生日に頂いた玩具から、数点をドネーション用にしていました。

このように、助け合う精神が幼い頃から育まれ、生活の中にドネーション活動が根付いているアメリカの文化は、本当に素晴らしいと思います。私も、アメリカで生活をするまでは、温かい部屋で食事をしたり、温かい衣服を身につけることも買うことも当たり前であるように感じていました。ドネーション活動を通じて、ホリデーシーズンの華やかな街の雰囲気を自分たち家族だけではなく、より多くの方が幸せな気持ちで楽しめる事ができるよう心からお祈りせずにはいられません。今の生活に感謝する気持ちも、アメリカ生活で学ぶ事ができた大きな私の財産の一つです。皆様も、素晴らしいホリデーシーズンをお過ごしくださいね。

 

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この記事を書いた著者

はるかぜ
東京のIT企業で、オンラインビジネスの商品企画、マーケティング業務を担当。約10年勤務した後、夫の海外赴任を機に渡米。海外生活経験ゼロ、英語は高校生レベルでの海外生活をスタート。2011年までNYマンハッタンで生活し、その後、カリフォルニア、オレンジカウンティーに引っ越しし、子育て中心の日々の中で、現地大学で日本語の語学ボランティアや、地域支援ボランティアなどにも積極的に参加。2009年にNYで男の子を出産、2015年カリフォルニアで女の子を出産。8年の海外生活を経て帰国。
海外生活の中で、オーガニックに出会い、生活の中に取り入れています。趣味は、ヨガと、街歩き。シンプルで、ナチュラルな生活を心がけています。
海外生活で学んだ生活スタイルや、オーガニック商品、海外の子育てなどを中心に発進していきます。日本でも日々楽しい事を模索中です。

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