
花粉症に悩まされているときは目が痒くなったり鼻水が出たりとお肌にも影響が出るもの。そんなときにおすすめの低刺激でアレルギーの出にくいオーガニックスキンケアについてまとめてみました。
ポイントは、なるべく成分数の少ない、低刺激・抗アレルギー成分の配合されたコスメを使うこと、植物由来であっても合成成分を避けることです。
花粉症のときに避けるべき活性作用のあるコスメ成分
オーガニックコスメ=肌に優しいというイメージがありますが、実はお肌を活性化させたり刺激が強い成分もあります。一般的に刺激が強いと言われているオーガニックコスメによく配合される成分は、
- ローズ
- ビタミンC
- ローズマリー
- グレープシードエキス・オイル
などです。これらの成分は若干肌に刺激になるので、お肌が弱っているときは避けたほうがいいでしょう。
花粉症でも使える低刺激・抗アレルギー作用のコスメ成分
一方、オーガニックコスメでよく使われる成分の中には、鎮静系・抗アレルギー作用のある成分もあります。一般的にアトピー肌や敏感肌向けの成分とされているのは、
- ラベンダー
- カモミール
- ボリジ
- ユズシードオイル
- へちま
などです。他にも、精油成分を使っていないオーガニックコスメもおすすめです。
花粉症で荒れた肌にも使える成分・番外編
なお、厳密にはオーガニック成分ではありませんが、花粉症で荒れた肌に使えると言われている成分が、
- 馬油
です。馬油は動物性成分のためオーガニック化粧品の基準には合わないのですが、日本では古来から赤ちゃんや肌の弱い人のスキンケアに多用されてきています。
花粉症で荒れた肌にも使えるオーガニックスキンケア
花粉症で肌荒れ中でも刺激が少なく症状が悪化しにくいオーガニックコスメをラインナップしました。
- 華密恋(かみつれん) スキンケア
- テラクオーレ カモミールライン
- ウェリナ クリアヴェリーモイスト
- ネオナチュラル 美百水
華密恋(かみつれん) スキンケア
華密恋(かみつれん)は、国産オーガニックカモミールを独自の特許製法で花だけではなく全草から抽出したカモミールエキスを使った入浴税で有名。カモミールは抗炎症・抗アレルギー作用がある成分として、敏感肌向けコスメに多用される。その高濃度カモミールエキスを配合したスキンケアラインは、アレルギー肌の人に長年支持されている。スキンバームやクレンジング、ハンドクリームが人気。
テラクオーレ カモミールライン
テラクオーレは、イタリアのバイオダイナミック農法のオーガニックハーブを使った日本人の肌と好みに合わせたオーガニックコスメブランド。カモミールラインは、ジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類を配合し、肌への抗炎症作用や鎮静作用とリラックス効果のある香り成分を両方含んでいる珍しい製品。クレンジングやバーム、スキントナー(化粧水)が人気。
ウェリナ クリアヴェリーモイスト
ウェリナは、ハワイのワイルドクラフト(野生採取)のオーガニックハーブやハワイの海洋深層水などを使ったオーガニックコスメ。一色紗英さんなど芸能人とのコラボアイテムなどが人気。特に人気ランキングに常にランクインするクリアヴェールモイストは、敏感肌・乾燥肌・アレルギー肌の人でも使える穏やかな成分と処方が人気。高保湿タイプ。
ネオナチュラル 美百水
ネオナチュラルの美百水は、オーガニック認証取得のヘチマから採取された防腐剤などを一切使わないピュアなヘチマ水。コスモスオーガニック認証取得。ヘチマに含まれているヘチマサポニンは抗炎症作用があり、さらにお肌のターンオーバーを最大2.8倍まで促進するので、肌荒れのお肌を修復しながら美肌に導いてくれる。
花粉症でヒリヒリする鼻の穴や目元にも使えるオーガニックスキンケア
花粉症でひりひりする鼻の穴の粘膜や目元などには、精油成分が配合されていない単体の成分のスキンケアアイテムがおすすめです。
- シアバター
- ネオナチュラル 馬油クリーム+
これらの成分は、クリーム系ですが、お出かけ前に鼻の粘膜などに塗っておくとムズムズ対策になります。
シアバター
シアバターは、赤ちゃんのスキンケアにも使える低刺激で保湿力の高い成分です。シアバターのおすすめブランドについてはこちらの記事にまとめています。
ネオナチュラル 馬油クリーム+
ネオナチュラルのホースオイルは、馬油を独自の製法で高度に精製しにおいや不純物を取り除いた馬油100%のクリームタイプのオイル。人間の皮脂バランスに近い馬油は、肌なじみがよく刺激が少ないのが特徴です。
花粉症のためのオーガニック対策番外編・マスク
花粉症の方が使うマスク、市販のものは化学薬品が使われており、かえって悪化したりヒリヒリすることもあります。竹布、ヘンプ、オーガニックコットンなどのマスクに切り替えることで刺激が少なくなります。また、オーガニックではありませんが、アトピー用・敏感肌用のマスクも低刺激で花粉症のときに使えると評判です。
- ASAFUKU(麻福) ヘンプマスク
- SiSi Fille(シシフィーユ) オーガニックコットン使い捨てマスク
- 竹布(TAKEFU) マスク
- クオーレ・アモーレ 敏感肌用マスク
ASAFUKU(麻福) ヘンプマスク
ASAFUKU(麻福)のヘンプマスクは、夜の睡眠対策のためのマスク。花粉症で夜眠れないという場合や、普段使っているマスクで湿気が篭って息苦しい場合におすすめです。
SiSi Fille(シシフィーユ) オーガニックコットン使い捨てマスク
シシフィーユはタンザニア産のオーガニックコットンを使った衛生用品(生理用ナプキン)で有名なブランド。オーガニックコットンを使ったマスクは各ブランドが販売していますが、シシフィーユのマスクは使い捨てマスクで衛生的に気になる場合に安心です。
竹布(TAKEFU) マスク
竹布は、シルクのような肌触りが特長の繊維。摩擦係数が低いため低刺激で花粉症で肌荒れした肌でも刺激が少ない。また、竹は高い抗菌作用があるため、衛生面でも安心。
クオーレ・アモーレ 敏感肌用マスク
クオーレ・アモーレは、特殊な加工を施した敏感肌用の肌着専門店。皮膚科や大学病院でも疾患肌レベルの人への服としてすすめられる低刺激製品。立体マスクは花粉症で荒れに荒れた肌でも安心して使えます。
まとめ:花粉症のときのスキンケアはなるべく穏やかなものを!刺激を最小限に抑えつつ美肌効果のあるオーガニック成分を取り入れましょう
いかがでしたか? 花粉症だと肌荒れも同時に起こりやすいですが、刺激を最小限に抑えて美肌効果のあるオーガニック成分を取り入れることで、つらい季節をスムーズに乗り切りましょう!
※花粉症のときにおすすめのオーガニックサプリメント・ハーブティーについてはこちらの記事にまとめています。
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