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世界は静かに、水面下でオーガニックな方向へと進んでいる 日本も、例外なく。

世界は静かに、水面下でオーガニックな方向へと進んでいる 日本も、例外なく。

日本のオーガニック運動は、実質的に3.11が一つのターニングポイントだったと思っています。それまではどちらかというと、一部の人(アレルギーがある人や欧米でオーガニックに触れた人など)が取り入れているものだったオーガニックに、多くの人が目を向けるようになったのだと思います。

ライフスタイルを変えた方も多いと思います。私自身も、3.11をきっかけとして、育った東京を離れて地方都市へやってきましたし、仕事も変えました。多かれ少なかれ、何らかの変化を体験した方は多いのではないでしょうか。

オーガニックシフトは、確実に進んでいる。たとえ表面には見えなくても。

このメディアに掲載している長い長いプロフィール文で、私自身のライフストーリーを掲載していますが、現在私は、育児をしながら再生可能エネルギーのお仕事をさせてもらっています。

私にとって、オーガニックと再生可能エネルギーはつながっており、切っても切り離せないものです。欧州のようにオーガニックを極めれば、必ずエネルギーの問題に行き着くからです。

私がこの仕事をはじめた2012年~2013年は、まだまだ再生可能エネルギーへの風当たりも強く、無関心であったり、制度が整っていなかったりと、表面的な結果の出ない時期が長く続きました。太陽光発電事業など、かえって環境破壊につながる事例などもあったりと、一般市民の目から見るとあまり成果が出ていないように思えたかもしれません。

でもここ最近、特にこの1~2年、私自身が関与している事業でも、ポツポツと成功事例が増えてきていて、確実に水面下で多くの自治体や企業が新しい時代の種まきに向けて動いていると感じています。

そして国も、それを後押ししています。一般に思われているように、オーガニックはもはやカウンターカルチャーではなくなりつつあります。

また、世界的に見てもオーガニック市場はどんどん拡大していて、その流れは日本とも無関係ではありません。そして日本政府も、2020年のオリンピックを一つの目標としてオーガニックシフトを推し進めていることは間違いありません。

だから、私は声を大にして言いたい。国は、政府は、オーガニックの敵ではない!と。




補助や支援を活かしきれていないのは時間の問題と民間の側の準備

悲観的な記事や情報、立場が上の人や存在を叩く記事や情報ほど、人気を得たり人目を引きやすいかもしれません。ですが、ある程度業界の内部にいると、国や政府は敵ではないなと感じます。

実は、補助や支援はとても充実しています。それを活かしきれていないのはむしろ活用する側、民間の側だと思うことが多いです。

特に再生可能エネルギーは日本ではまだまだ新しい技術。欧米由来の技術の場合、日本の風土に合うものかどうかを検証する必要があり、一見無駄なように思える様々なテストや試験を行わなければなりません。細かい話になりますが、一口にバイオマスと言っても、電気事業なのか、発電事業なのか、ボイラーなのか、ガス化発電なのか、何が日本のマーケットと国土に合うのかは違ってきます。だからこそ、検証が必要。それには時間がかかりますので、今日明日でできるシフトではないのです。つまり、時間の問題。

そして、内部に入って業界を少し見聞すると、仕組みや制度が未整備であるがゆえに、ひとつひとつのパーツが上手に組み合わさったビジネススキームがないために、1つの事業を構築するために必要な流れを完成させてビジネスにできている企業が少ないと思います。これまでは大手企業が関わってきた発電事業を中小企業が行うのですから、これも仕方ありません。

でも、逆に言うと、時間をかけてこれらのスキームを整えていけば、もっともっと各地でプロジェクトが成立していくでしょう。

信じて行動し、待つ大人の市民意識が日本のオーガニックシフトには必要では?

子育てをするようになってから感じるのは、子どもは愛らしい存在ではあるけれど、視野が狭く、自分で動かず(与えられるのを受け身で待つだけ)、かといって待てないという特質があるということです。このような意識のまま世界を見ていると、世界には悪やネガティブだらけに見えてきます。一方、信じて行動し、待つことができるのは大人だけで、そのような意識で世界を見ていると、いたるところで成長し芽吹くのを待つプロジェクトや活動が見えてきます。

このメディアでは海外在住のライターさんに参加いただいていますが、その方々の記事を拝見していますと、日本の国の素晴らしさや恵まれている部分も見えてきます。また、日本の10年先を行く欧米では、オーガニックがカウンターカルチャーではなく、社会で市民権を得ていることや、科学技術とも調和していることが見えてきてとても興味深いです。

2018年の旧暦の旧正月があけて、いよいよ今年1年が本格的にスタートしたと感じています。

まだまだ小さなメディアですが、危険や恐怖を煽ることや昔に戻ることを良しとするオーガニックではなくて、より一層進化し豊かになれるオーガニックを、ママ・プレママにご提案できたらと思って今後も活動していきたいと思っています。

 

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この記事を書いた著者

高橋ともえ
ceresmomを主宰する管理人・高橋ともえです。学生時代からドイツ語圏と深いかかわりを持ち、やがて仕事でドイツ出張に行くようになってからオーガニックコスメと出会い、オーガニックコスメのサイトなどの情報発信を行う。2014年「四気質の治療学」の翻訳出版。2015年第一子を妊娠出産。JOCA(日本オーガニックコスメ協会)認定オーガニックコスメアドバイザー。私生活では、町中のマンションと、江戸時代から続く近江商人の末裔の婚家の築100年の滋賀県の古民家の二箇所を拠点に、お灸やハーブ、薬草やジビエなど田舎暮らしを楽しむ生活をしている。詳細なプロフィールはこちらから。

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