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オーガニック好きのママが本当に納得して飲める!100%天然のオーガニック葉酸サプリまとめ

オーガニック好きのママが本当に納得して飲める!100%天然のオーガニック葉酸サプリまとめ

産婦人科で妊娠したら飲むようにと指導されるサプリメント、「葉酸」。妊婦であればほぼ全員飲んでいるものですが、オーガニック好き・自然派のママにとって、安心して飲める100%天然のオーガニック葉酸を探すのは超困難。製品の一部に有機JASの素材を使っているだけで「オーガニック葉酸」と謳っている「なんちゃってオーガニック」な葉酸サプリが多いです。

そこでこの記事では、オーガニック好きのママが本当に納得して飲めるオーガニックの葉酸サプリをまとめてご紹介します。

なお、ネット上では、厚生労働省が合成葉酸の摂取をすすめているといった間違った情報が飛び交っていますが、医師に聞いた正しい知識もご紹介します。

この記事の目次

天然葉酸と合成葉酸の違いは?

葉酸には大きく分けて2種類あります。

1つが、食事から自然に取る天然葉酸。植物から抽出された葉酸です。

そしてもう1つが、人工的に合成された葉酸です。

オーガニック好きのママ・プレママであれば、やはり葉酸は天然のものがいい、と思いますよね。

厚生労働省は合成葉酸の摂取をすすめているって本当?

ネットでは、オーガニック葉酸サプリや天然葉酸サプリを否定するかのように、「厚生労働省は合成葉酸の摂取をすすめている」という情報を掲載しているサイトがたくさんあります。

しかし、厚生労働省はあくまでも「モノグルタミン酸型」での妊婦の推奨量を掲示しているだけで、合成葉酸の摂取を推奨しているわけではありません。

また、サプリメントのパッケージに「主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを」と書かれるように、あくまで、食品(すなわち食事性葉酸)で摂取することを補うためのサプリとして推奨していることは変わりません。

たしかに、モノグルタミン酸型の葉酸が含まれる合成葉酸の方が吸収率がよく効率的に葉酸を摂取できるのは事実ですが、一方で過剰摂取による健康被害も報告されています。実は、現在の厚生労働省の基準は最新の欧米基準よりも高く設定されており、見直しが始まっています。

欧米の国際基準の葉酸の摂取量と葉酸の吸収率に合わせよう!

たとえば、日本では1日あたり妊婦に必要な葉酸は、400μg(800μgDFE相当)ですが、欧米では600μgDFE(アメリカ国立衛生研究所、欧州食品安全機関)と、日本の基準より低い基準になっています。また、葉酸の1日の摂取上限は1000μgで、これには食事から取る葉酸も含まれます。

ちなみに、μgとμgDFEの対応はこちら。

つまり、合成葉酸の吸収率は、食事からとれる葉酸よりも2倍の吸収率なのです。

欧米の葉酸では、μgDFE、つまり実際の吸収量を基準にしていますが、日本では吸収前の葉酸量を基準にしているため、過剰摂取が起きるリスクが高いと考えられています。

ですので、合成葉酸じゃないとだめ、ということはまったくありませんし、オーガニック葉酸だと1日に必要な葉酸が足りなくなる、と考えなくても大丈夫です。日々の食事とサプリメントを上手に組み合わせることで、十分に葉酸をとることができます。

合成葉酸の過剰摂取による健康被害ってどんなものがあるの?

さきほど、葉酸の過剰摂取による健康被害が報告されたと書きました。実は、合成葉酸は吸収率が良いがゆえに、過剰摂取をしてしまい、小児喘息発症のリスクがあるということが分かっています(オーストラリア・アデレート大学調べ)。

つまり葉酸は、足りないのも問題だけれど、とりすぎるのも危険な栄養成分だということです。

なんちゃってオーガニック葉酸サプリの見分け方は?

また、オーガニック・天然風の謳い文句でありながら、実態は合成成分を使っている葉酸サプリも多く出回っています。そうした葉酸サプリの特徴は、

  • 「酵母型」「天然型」と書いてあるものは、合成葉酸を酵母に吸わせている
  • 有効成分以外のサプリメントを固める凝固剤などに添加物を使っている

といったものです。

かえって危険! 妊娠中にとってはいけない、葉酸以外が配合された葉酸サプリ

さらに、葉酸以外の成分を入れたサプリの場合、以下のような妊娠中には避けたほうがいい成分が配合されていることもあります。これらの成分は食品等で自然に取る範囲では問題ありませんが、妊娠中にサプリメントで摂取することは控えましょう。

妊娠中に避けたほうがいい成分その1・無機鉄

貧血防止のために配合される無機鉄ですが、副作用として胃腸を荒らし、便秘を引き起こすおそれがあります。

妊娠中に避けたほうがいい成分その2・ヨウ素

赤ちゃんの甲状腺機能障害のリスクが高まります。

妊娠中に避けたほうがいい成分その3・酵母

甘いものや発酵食品の過剰摂取は、イーストコネクションと呼ばれるカンンジダが増える現象を引き起こすことがあります。そのため、妊娠中に恒常的に・過剰に酵母を摂取するのは控えたほうがいいです。

妊娠中に避けたほうがいい成分その4・プラセンタ

ホルモンに影響を及ぼすため、デリケートな妊娠中には摂取を避ける方がいいです。

オーガニック好きのママが本当に納得して飲める100%天然のオーガニック葉酸サプリ一覧

以上の考えに基づいて、

  • 植物から抽出された葉酸かつオーガニック認定を受けた葉酸を使用している
  • 妊娠中に避けるべき成分を含まない
  • 一切の合成成分を含まない

この3つの基準を満たすオーガニック葉酸サプリは以下の2つです。

  • レピールオーガニックス オーガニック葉酸サプリ
  • ドクターズチョイス オーガニック葉酸サプリ

レピールオーガニックス オーガニック葉酸サプリ

レピールオーガニックスは、女医さんが監修したオーガニックレモンから抽出されUSDA認証を取得したレピールF葉酸®のみを使用したオーガニック葉酸サプリ。合成添加物不使用、無香料・無着色、アレルギー関連素材不使用、グルテンフリー、トランス脂肪酸フリー。また、匂いはほぼ無臭。サプリメント先進国アメリカの基準で製造され、葉酸サプリブランドの中では唯一、栄養機能食品の認定を取得、GMO認定工場で製造している。また、いかにも葉酸だと分からない外国のお菓子のようなおしゃれなナチュラルなパッケージデザインにこだわっている。過剰な宣伝をしていないのに口コミでかなり評判になり、品薄が続いている。全品送料無料、クロネコDMメールで届くので宅配員受け取り不要。単品購入、最低2ヶ月継続の定期便コース、まとめ買いなどライフスタイルに合わせて製品を購入できる。定期コースなら1ヶ月2,980円(税抜)から続けられる。

全成分:フラクトオリゴ糖 でんぷん分解物 食用油脂 レモン果皮抽出物(レピールF葉酸®)

レピールオーガニックス オーガニック葉酸サプリ

当サイトでのレピールオーガニックス葉酸サプリのレビューを見る

ドクターズチョイス オーガニック葉酸サプリ

ドクターズチョイスは、アメリカのオーガニック認証USDA認証取得のオーガニック葉酸サプリ。オーガニックレモン由来のオーガニック葉酸を使用している。1ヶ月あたり単品購入で4,980円税別(+送料840円)、2ヶ月毎の2個定期便で7,960円税別(+送料、1個あたり3,980円)。使用後であっても初回であれば90日間返金保証付き。

全成分:天然オーガニック葉酸 (オーガニックレモンエキスより抽出) 400マイクログラム、オーガニックライスマルトデキストリン、オーガニックマカパウダー、オーガニック玄米粉、二酸化ケイ素

ドクターズチョイス オーガニック天然葉酸

まとめ:あまりサプリが好きではないオーガニック派・自然派ママでも納得のオーガニック葉酸サプリを賢く選ぼう!

いかがでしたか? 葉酸サプリは山程ありますが、厳しい基準で選んだ本物のオーガニック葉酸サプリは数少ないです。最先端の正しい知識を身につけて、オーガニック派でも納得できる本物のオーガニック葉酸サプリを選びましょう!

高橋ともえ
なんちゃってオーガニックではない本物のオーガニック葉酸サプリは本当に少ないですが、おすすめはレピールオーガニックスです。オーガニック葉酸サプリは高額な輸入ものが多い中、1ヶ月2,980円から続けられる国産ブランドで、おしゃれなパッケージデザインで妊活中の方にもおすすめです。

 

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この記事を書いた著者

セレスマム編集部
オーガニック・ナチュラル派ママのための妊娠・出産・子育て情報ウェブマガジン・セレスマム(ceres mom)の編集チームです。ママと子どもがマイ・ベストオーガニックライフを見つけるための場となれるよう、国内外の情報をもとにオーガニックの定義と基準を明らかにし、特定の健康法や流派に偏らない情報発信を心がけています。

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