
こんにちは。セレスマム(ceres mom)主宰者の高橋ともえです。
「オーガニック・自然派のママ・プレママのための妊娠・出産・子育て情報ウェブマガジン」
このページでは、なぜ「私」がオーガニックをおすすめしたいのか?
なぜオーガニックを追求しているのか?
なぜ、オーガニックでなければならないのか? という
マイ・オーガニック・ストーリーをお伝えしていきたいと思います。
私がオーガニックと出会うまで
オーガニックとの出会うまで 01. レイチェル・カーソンのような高校時代の化学の先生からの話
私の化学の成績は残念ながらサッパリでしたが、その先生がある日「課外授業」として、「身の回りにある化学物質」の話と「化粧品の裏側」についてお話をしてくれました。
それは、まるでレイチェル・カーソンのような内容のお話で、私達の身の回りにある生活用品が実は化学物質だらけであり、中には人体にも環境にも有害なものがあること、特に女性が使う化粧品の中には発がん性物質にあたるものが含まれているものが多いということなどを教えてくれたのです。
「受験が終わったらおしゃれをしたい時期が来るけど、忘れないで。化粧品を選ぶときは、イメージではなく裏側を見るのよ」

オーガニックと出会うまで 02. 美容部員のいとこがすすめてくれた1本の化粧水でニキビが消える
同時に、当時使用していた洗顔料をやめて石鹸洗顔に切り替えました。実は我が家では母が愛用していた自然派化粧品ブランドがあり、そこの酵素洗顔料を使っていました。オーガニック認証を取得しているコスメではなかったですが、どうやらそこに含まれている卵殻にアレルギー反応していたようでした。
この出来事から、いい成分だからと選ぶのではなく、肌基準・自分の体質基準で選ぶことが大切だと感じるようになりました。

ドイツ・ロマン派の自然哲学研究、ドイツ留学中のアロマセラピー・オーガニックコスメとの出会い
学部生時代、ドイツという国への興味から交換留学生としてドイツの田舎町に1年留学をしました。そこでお世話になったホストマザーから、あるドイツの世界的オーガニックコスメブランドのの精油をプレゼントされました。アロマセラピーとの出会い、そしてドイツのオーガニックとの出会いでした。小さな瓶の中から香る精油の香りにうっとり。
そのブランドのことを知りたくなりホームページを見ると、世界各国のオーガニック農家の話や、フェアトレードなどの情報が掲載されており、オーガニックの思想とドイツ・ロマン派の思想に相通じるものがあるのを感じました。

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20代・オーガニックファンとしてオーガニックを楽しむ
オーガニックコスメにたどり着き、オーガニックコスメを個人輸入したり日本のオーガニックコスメを使い始め、まわりに広める
すると、どんどん肌がキレイなっていき、オーガニックの素晴らしい力を実感。普通のコスメでもニキビは改善されましたが、オーガニックに切り替えてからは、荒れやすかった肌が強くなりほとんど肌トラブルに悩まされない肌に変化していきました。高校時代の友人の結婚式に出席したとき、かつての肌の汚かった私を知る友達からは「別人の肌」「誰かと思った」とびっくりされるほどでした。
やがて、「化粧品は何を使っているの?」と言われることが増えてきて、まわりに自分が使っているコスメを紹介したり、当時日本語の情報があまりなかったオーガニックコスメのブランド情報を調べて教えてあげたりするようになりました。特定のブランドではなく、いろいろな肌質の人に合わせてアドバイスをするように。
最終的には自分でコスメを手作りすることに興味を持ち、比較的カンタンに作れる化粧水は手作りするようになりました。アロマセラピーの勉強やハーブの勉強もはじめるようになり、単発のセミナーや講座に出たりするようになりました。
また、オーガニックへの関心がこうじてBioFach(ビオファ)などの日本で開催されるのオーガニック系の展示会にも度々訪れるように。まだオーガニックがメジャーではなかった日本で一ファンとしてオーガニックを愛好する消費者としての立場でした。


3.11 すべてのリセット。改めて仕事で訪れたドイツで知った社会を変える力を持つオーガニックの真価
30歳。3.11の原発事故で生まれた町が事実上の崩壊。再生可能エネルギーの仕事への転職と移住
その日の夜、帰宅難民としてビル内に泊まることになった私は、福島の原発のことが気になって仕方なく、ただ祈るような気持ちでネットのニュースを見続けていました。なぜなら、私の母の実家であり、私が生まれた町は福島県双葉郡大熊町。原発20km圏内の町だったからです。小さい頃から折りに触れ通い続けた懐かしい福島の浜通りの風景がまったく違うものになってしまいました。祖母は幸い震災直前に病気の入院で東京にいたため難を逃れたものの、帰宅のめどは立たず。
安心安全な東京の中心・丸の内で働きながら、原発から供給された電気を使いながら生活することに矛盾を感じていたころ、ある地方企業からの海外担当窓口のオファーをもらい、岐阜へ移住しました。

出張で訪れるドイツで知った全社会レベルでのオーガニック(ビオ)の流行
一方で、約2年の間、数ヶ月に一度のドイツ・オーストリアへの頻繁な出張を繰り返しながら、出張の合間に見たフランクフルトの町がかつて私が学生時代に訪れたときよりもはるかにオーガニック色が濃くなっていることを肌で感じるようになりました。
オーガニックの本場ドイツでは、オーガニックの中に、コスメも、食品も、ライフスタイルだけではなく、政治も、社会もすべて含まれたトータルシフトがおきているように感じました。
自分にとって心地よいから・健康になれるからオーガニックを選ぶのではなく、社会や世界をよりよい方向へ変えるためにオーガニックを選ぶ人が多い様子に感銘を受けました。

本場ドイツのようなオーガニックのあり方を日本で広めるために、「オーガニックコスメ」を紹介するブロガー活動を開始
オーガニックの良さを手軽に実感できるオーガニックコスメを入門として多くの人に奥深いオーガニックに触れてほしいと思い、オーガニックコスメに関するセミナーに出席したり、メーカーの話を聞きに行ったりするようになります。

すべての原点である「土」へ。様々な国内のオーガニック農園を訪問し現場を見る


妊娠出産、そして情報発信をお休みして、日本の源流の薬草文化・東洋医学に触れる。
2015年の妊娠出産を機に感じる日本のオーガニックブームへの疑問・違和感。エビデンスのあるオーガニックを求めてブログ活動をいったん休止
ちょうどその頃から日本では未曾有のオーガニックブームが本格化。しかし、そのブームの方向性に疑問を感じるようになります。
オーガニックブームによって、多くの中小のオーガニックブランドが日の目を見る一方で、明らかにブームに便乗する意図でオーガニックへの理解や愛のない企業が、成分だけ・形だけ(認証など)オーガニックな製品を作ることや、オーガニックはモデルやセレブが使っているかっこいいものだから使うというような消費者の受容の仕方、あるいは特定の健康法(マクロビ、ローフード等々)に紐付けられた形でのみ語られるオーガニックへの違和感。
さらに、健康関係のキュレーションメディアが社会問題になったことを受け、自分の知識の薄さを痛感し情報発信そのものを見直す。特に、命に関わるデリケートな妊娠・出産・子育てを通じて、正確で学術的で冷静なよりレベルの高いオーガニックの知識が必要だと痛感し、一旦オーガニック情報の発信を控える。

近江商人の末裔である婚家のある滋賀県長浜市の古民家での生活開始。日本の古来の薬草文化・東洋医学に触れる。
改めてゆっくりと国内での暮らしを楽しむうちに、日本の古来の伝承の中にオーガニックの思想に通じる文化や習慣を見つけるようになります。

同時に、地方の自然環境や・地域経済の危機的状況も感じることが増え、意識的に日本古来の文化を守る必要性も感じるようになりました。

ウェブマガジン セレスマムの立ち上げ~本質的なオーガニックシフトを、日本のママたちと一緒に!
改めて、オーガニックの原点と本質へ回帰。消費者や企業の満足感だけではなく、世界と地球との一体感を持てるオーガニックが、今の日本に必要だと痛感
やがて、今世界のオーガニックがどうなっているのか、そして日本のオーガニックはこれからどうなるのか、政府や企業レベルで伝えられている情報と、オーガニックの真の定義と歴史について学ぶ機会を持ち、オーガニックの原点と本質へ回帰。
消費者や企業の満足感ではなく、世界と地球との一体感を持てるオーガニック、地に足の着いたオーガニック、社会を変えられるより広範囲なオーガニックが、これからの日本に必要なオーガニックだと感じるようになりました。そしてそれこそが、日本の自然や伝承文化を守る道だと確信。
新しいオーガニックの担い手=次世代を育てるママたちのためのウェブマガジンを立ち上げる
そして、この新しいオーガニックを伝えられるのは、次世代の子どもを育てるママたちだと思い、新しいコンセプトで「オーガニック・自然派ママ・プレママのための妊娠・出産・子育て情報ウェブマガジン」を立ち上げ、子育てを通じてオーガニックに目覚めるようになったママたちがマイ・ベスト・オーガニックに出会える場となるべく情報発信を開始。
なぜ、ママなのか?~日本の母は強かった! キッチンから琵琶湖を守った主婦の石鹸活動
琵琶湖の富栄養化が問題になっていた1970年代、合成洗剤ではなく石鹸を使うことで琵琶湖を守ろうとしたのは滋賀県の普通の主婦たちの集会が発端でした。その結果、条例が変わり琵琶湖の水質はかなり改善されました。
今でも私の義母は、「ここは琵琶湖の水源だから」と言って、水や洗剤の使い方に気をつけています。これは、自分たちの住む地域のためというよりも、県外、特に大阪などの他の地域の人々への配慮からの行動です。
こういった前例があるから、ママからこの国の新しいオーガニックシフトが始まるはずだと感じています。

きっかけは自分の心地よさからでもよい。母が子を思う気持ちから、一体感のあるオーガニックが生まれる
でも、私自身が母となり、自分の生命よりも大切だと思う存在を得た今、子どもが大きくなった未来を思うことが増えてきました。子どもが大きくなったときのことを考えると、自分ひとりや自分の家族が消費者として満足できているだけでは、圧倒的に足りないと感じるようになりました。
このウェブマガジンでは、まず様々なオーガニック商品(衣食住、化粧品、雑貨)を知り、マイ・ベスト・オーガニックを見つけるのに役立つレビューや実店舗レポートなどの情報発信を行います。
そこから徐々に、生産者やメーカーさんとの一体感を感じてもらえる企画や、ゆくゆくはひとりひとりのママがオーガニックの担い手になっていけるような講座やセミナーなどの場を作っていきたいと感じています。
よろしかったらぜひ、各SNSでつながっていただけたらと思います。

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