![放牧豚おすすめ通販リスト[オーガニック肉部・安心安全な動物性食品]](https://ceresmom.jp/wp-content/uploads/2018/02/houbokubuta.jpg)
今回の記事では、畜舎ではなく戸外で育てられる放牧豚(ほうぼくぶた)が購入できる通販リストをご紹介します。
この記事の目次
- 1 放牧豚とは何?
- 2 放牧豚の飼料は? 何を食べて育つの? グラスフェッドなの?
- 3 放牧豚を育てているところ(産地)は?
- 4 放牧豚が食べられるところ(レストラン、食堂)は?
- 5 放牧豚の通販リスト
- 5.1 どろぶた(北海道)
- 5.2 ファーマーズファクトリー(北海道)
- 5.3 草原の風(北海道)
- 5.4 長谷川自然牧場(青森県)
- 5.5 株式会社田沢湖自然ファーム(秋田県)
- 5.6 いなほ(宮城県)
- 5.7 ふるや農園 里の放牧豚(福島県)
- 5.8 江原養豚 えはらハーブ豚未来(群馬県)
- 5.9 梅山豚(メイシャントン)塚原牧場(茨城県)
- 5.10 南アルプス放牧豚の「ぶぅふぅうぅ農園」(山梨県)
- 5.11 安曇野放牧豚(長野県)
- 5.12 愛農ナチュラルポーク(三重県)
- 5.13 氷見ぶーぶーファーム(富山県)
- 5.14 悠牧豚(富山県)
- 5.15 鈴木農園 杜豚(兵庫県小豆島)
- 5.16 桜の山農場(広島県)
- 5.17 香心ポーク(熊本県)
- 5.18 やまあい村 走る豚(熊本県)
- 5.19 味菜自然村(長崎県)
- 5.20 須田久保放牧豚(宮崎県)
- 5.21 獣医さんが育てる豚放牧うどんもトン(宮崎県)
- 5.22 椎葉放牧豚(宮崎県)
- 5.23 沖田黒豚牧場(鹿児島県)
- 5.24 えこふぁーむ放牧豚(鹿児島県)
- 6 安心安全な放牧豚などのお肉が買えるおすすめ通販ショップ
- 7 まとめ:ギフト用からデイリーユースまで、日本でも各地で放牧豚が買える!
放牧豚とは何?
放牧豚(ほうぼくぶた)という言葉を聞いたことはありますか? お肉好きの方であれば知っているかもしれませんが、ほとんどの人が知らないと思います。一般的な豚は畜舎でぎゅうぎゅう詰めになった状態で育てられますが、放牧豚は放し飼いで育てられます。本来動物は動き回るものですから、より自然な状態で育てられた健康な豚といえるでしょう。味も美味しく脂身に栄養価が高いと言われています。
放牧豚の飼料は? 何を食べて育つの? グラスフェッドなの?
放牧豚の厳密な定義はないので、飼料についてもこれといった基準はありません。100%グラスフェッドというわけではないところがほとんどですが、通常の飼料も健康的なものを選んでいる牧場がほとんどです。
ただし、どんな場合であっても共通する放牧豚の特徴として、土を食べるということが挙げられます。土を食べることでミネラルを採るので、肉質が変わり脂身の臭みが抑えられるのです。豚を放牧で育てるメリットの1つは、この土を食べるということです。その結果、赤身が濃く・適度な弾力の肉質・甘みのある脂になるのです。
放牧豚を育てているところ(産地)は?
海外でもイギリスなどで放牧豚を育てる牧場が増えていますが、日本では北海道、九州(鹿児島、熊本)、富山、山梨、秋田、愛知などで少しずつ広まりつつあります。特に日本では、耕作放棄地の活用法としてグラスフェッドの放牧豚を育てるという試みが始まりつつあるようです。なお、熊本県菊池市では、放牧農場で育てられた豚を「走る豚」としてブランド化して販売しており、TVCMでも放映されるなど話題です。
放牧豚が食べられるところ(レストラン、食堂)は?
また、これにともなって放牧豚をレストランのメニューとして提供するところも徐々に増えています。サイト上で情報が分からないことも多いですが、放牧豚の牧場のHPや通販ショプからリンクをたどったり調べることができます。気になる方は、直接お問い合わせしてもよいかもしれません。
放牧豚の通販リスト
放牧豚を食べてみたい!という方におすすめの通販でお取り寄せができるショップをまとめてみました。
どろぶた(北海道)
どろぶたは、北海道十勝の放牧豚を扱う専門オンラインショップです。全国宅配可能。木の実や自然の土に含まれるミネラルなどの栄養分をたくさん摂取しながら、通常の放牧豚より2ケ月も長い8ケ月飼育した放牧豚たちは、その名の由来どおり、どろんこ遊びをしながら、ビタミンとミネラルを含んだ土を食べます。天然の土を食べることで豚特有の臭みを大幅に抑え「肉質」と「味」が変わります。通常の精肉に加え、サラミやハム、ベーコンなどの加工肉も扱っています。また、頒布会も開催している。動物・家畜の福祉のためのアニマルウェルフェアジャパン加入。
ファーマーズファクトリー(北海道)
ファーマーズファクトリーは、北海道恵庭市で放牧豚を育てている専門牧場。放し飼いで育てた豚に、抗生物質等を含まない飼料を与え、さらにハムやソーセージも無添加で製造しています。放牧豚・砂糖(和三盆糖)・食塩(海の精)・香辛料のみというこだわりで全国にファンが多い放牧豚牧場・加工場。2012年には北海道の経済産業局によって北のハイグレード食品に認定。精肉・ハム・ベーコン・ピザを5000円以上購入で全国送料無料で発送。ギフト対応可。
草原の風(北海道)
草原の風は、北海道十勝の鹿追町の放牧豚。添加物を最小限にした様々な加工肉を扱っている。また、大草原の小さな家という放牧豚を食べられるレストラン&コテージも経営している。観光で北海道の放牧豚を食べたい方におすすめ。
長谷川自然牧場(青森県)
長谷川自然牧場は、青森県の白神山地近くの鰺ヶ沢町で放牧豚の熟成豚を製造している。長谷川熟成豚はブランド豚としても有名。※加工肉自体は無添加ではない。また、有精卵も取り扱っている。
株式会社田沢湖自然ファーム(秋田県)
株式会社田沢湖自然ファームは、秋田県仙北市にクラウドファンディングで2017年に立ち上がった放牧豚とレストランを併設するファーム。田沢湖観光のついでに立ち寄りたい、本格的な放牧豚を使った料理が楽しめるビアガーデンがある。
いなほ(宮城県)
いなほは、宮城県の400年続く米農家さんが田んぼのそばの休耕田で育てた放牧豚。元々自然循環型の農業を営んでいたのですが、2016年から豚の放牧をはじめました。可能な限り農薬や化学肥料を使わないお米づくりの一環として、豚を放牧で飼うことにしたそうです。今後の出荷に期待。
ふるや農園 里の放牧豚(福島県)
ふるや農園は、福島県郡山市の放牧豚牧場。遊休地を利用し、抗生物質不使用の新鮮でフレッシュな放牧豚を製造、加工ハム、ベーコン、精肉などを販売している。贈答品・ギフトセットが充実。
江原養豚 えはらハーブ豚未来(群馬県)
えはら養豚場は、ハーブ飼料で育てた、日本型有機畜産を目指す完全無投薬の養豚場。えはらハーブ豚未来は、オーガニック品質にこだわりたい方にも納得の品質。分娩から出荷の全てのステージにおいて、抗生物質・合成抗菌剤・駆虫剤等を全く使用せず、究極の安全・安心な豚肉を生産するというこだわりは日本国内でも1,2を争う厳しい高品質な放牧豚の証。大地を守る会やらでぃっしゅぼーやなどでも一部取り扱いあり。
江原養豚 えばらハーブ豚未来
えばらハーブ豚未来 販売ページ
梅山豚(メイシャントン)塚原牧場(茨城県)
塚原牧場のメイシャントンは、日本にたった100頭しかいない幻の豚。この豚をさらに放牧豚として育てることで最高級の味にしている。食の安全と美食を両立させた最高級の豚肉として美食家から支持されている。
南アルプス放牧豚の「ぶぅふぅうぅ農園」(山梨県)
山梨県韮崎市・南アルプス北部の山々に面した丘で日本初の放牧養豚を始めた「ぶぅふぅうぅ農園」の放牧豚は、無投薬(出産から出荷まで抗生物質ゼロ)、ワクチンは親豚のみ使用 、えさの国産化(国産化率80%)、家畜福祉(出産10日目から出荷まで放牧)、味(脂に甘みがあり臭みがない) というこだわりで作られた放牧豚。精肉・ハムやベーコンなどの加工肉を直接お取り寄せ可能。
安曇野放牧豚(長野県)
安曇野放牧豚は、25年以上放牧豚を育てている老舗の放牧豚牧場。販路は現在直販はやっていないようだが、ブログから時々販売を行っている。
愛農ナチュラルポーク(三重県)
愛農ナチュラルポークは、三重県伊賀市で全国で唯一の全寮制の有機農業実践校・愛農学園農業高等学校(以下愛農高校)の生徒が育てた豚肉。経済効率優先ではなく学校の授業の一環として育てられる豚の味は美味しく密かに人気。
氷見ぶーぶーファーム(富山県)
富山県氷見市で放牧豚を育てている氷見ぶーぶーファームの放牧豚は、全国のレストランでも取扱がある放牧豚の中では知名度の高いブランド豚。オンラインショップでの販売のほか、豚を使ったレシピなども公開している。
悠牧豚(富山県)
悠牧豚は、富山県で2014年からスタートした放牧豚ブランド。主に加工肉メインでの販売。ギフトセットに最適。
鈴木農園 杜豚(兵庫県小豆島)
小豆島の雑木林の中で育つ鈴木農園の放牧豚・杜豚は、園主が愛情たっぷりに育てた豚で全国にファンが多い。
桜の山農場(広島県)
桜の山農場は、両親の代からの農場を継承した若手の農園主の経営する農園・牧場。抗生物質、ホルモン剤、ワクチン、一切不使用。餌の購入も一切せず、地域から出る未利用資源を天ぷらカーで回収し、配合して発酵させ良質の餌としています。
病気の豚が出た場合は、ホメオパシーで対処しています。贅沢品としての豚肉ではなく、手に取りやすい価格で安心安全な豚肉を提供したいというスタンス。
香心ポーク(熊本県)
熊本県の香心ポークは、竹林で放牧された珍しいメスの放牧豚。離乳食後以降はワクチン等の使用を一切せず、飼料にもこだわっている。ギフト等にぴったり。
やまあい村 走る豚(熊本県)
走る豚はテレビ放映で一躍有名になった熊本県菊池村の放牧豚。加工肉もあるが、冷凍での大量購入などデイリー使用も可能。
味菜自然村(長崎県)
味菜自然村は、長崎県北部の高原に位置する農園。10年以上自然農法で無農薬野菜・米をつくってきましたが、2007年2月から放牧養豚をスタート。「“農”は健康な人をつくる」をコンセプトに、家畜福祉の考えを取り入れた養豚を行っている。
須田久保放牧豚(宮崎県)
須田久保放牧豚は、宮崎県ののんびりした自然の中で育てられた放牧豚。自家配合飼料と放牧で育てられている。肉はデイリーユースの精肉が中心。
獣医さんが育てる豚放牧うどんもトン(宮崎県)
宮崎県川南町の獣医さんが、2017年から副業として始めた放牧豚牧場。耕作放棄地の有効活用、食の安全の確保、可能な限りナチュラルな漢方などを使った健康ケアを行った豚肉を販売している。
椎葉放牧豚(宮崎県)
椎葉放牧豚は、宮崎県のブランド放牧豚。ふるさと納税のお礼ギフトにも成る有名な放牧豚。放牧面積は約2000ヘクタールの広大な農地で、天然の湧き水を飲み、特異な土とミネラル豊富な草を食べた放牧豚は、一般的な養豚と比べストレスがない
アニマルウェルフェア(動物福祉)を徹底し、健康な状態で美味しい肉であるため評判が高い。
沖田黒豚牧場(鹿児島県)
鹿児島県の黒豚を放牧で育てている沖田黒豚牧場の肉は、とんかつのマイセンなどでも使われる高品質な肉として有名。FAXまたは電話での注文が可能。
えこふぁーむ放牧豚(鹿児島県)
鹿児島県のえこふぁーむ放牧豚は、家畜福祉にこだわり、循環型農業を行っています。耕作放棄地に豚を放牧し、ストレスの無い肥育を行い、子豚生産も人の手をかけず、自然交配・自然分娩を行っています。各種精肉や加工肉を扱っている。注文は電話。
安心安全な放牧豚などのお肉が買えるおすすめ通販ショップ
上記は、それぞれの牧場ごとの直販をご紹介しましたが、各産地の放牧豚を購入できるセレクトショップ(お肉屋さん)もあります。いくつかご紹介いたします。
サイトウハム
サイトウハムは、無添加にこだわった食肉の通販ショップ。放牧豚も一部取り扱いがある。安曇野放牧豚を取り扱っている。お試しセットあり。
九州食肉学問所(九州肉屋.jp)
九州食肉学問所(九州肉屋.jp)は、子どもと糖質制限のテーマで有名な三島塾の三島学さんの著書で紹介された高品質のお肉を安価に大量にまとめ買いできるお店。主に九州地方のお肉を扱っている。
※鹿児島の放牧黒豚などを家庭で使いやすい小分けパックで購入できる九州食肉学問所さんでの購入体験の口コミはこちらの記事で綴っています。
mamatoco
mamatocoは、熊本のママが母親目線で子どもに食べさせたいお肉をセレクトしたセレクトショップ。ママ目線でセレクトされた使いやすいセットやギフトが充実している。
まとめ:ギフト用からデイリーユースまで、日本でも各地で放牧豚が買える!
いかがでしたか? ブランド豚・高級豚からデイリーユースできる豚まで様々な豚が日本各地で養豚されています。ワクチン不使用、抗生物質不使用や、飼料のこだわりポイント、ギフトセットのある無しなど各牧場・各放牧豚によって異なってきますので、それぞれの放牧豚ブランドをチェックしてみましょう!
※鹿児島の放牧黒豚を家庭で使いやすい小分けパックで購入できる九州食肉学問所さんでの購入体験の口コミはこちらの記事で綴っています。
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