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35歳で水中分娩 mireiさんの体験談その1 [ナチュラルなお産 私の体験談]

35歳で水中分娩 mireiさんの体験談その1 [ナチュラルなお産 私の体験談]
セレスマムでは、「ナチュラルなお産 私の体験談」コーナーで、セレスマムのライターさんをはじめ、様々な方の通常の病院での出産以外の出産体験をご紹介しています。メインは、自宅出産や水中出産、助産院での医療介入のない出産体験談や、両方の出産を体験した方の体験談になります。
ただし、出産はどの出産であっても尊い奇跡であり、いわゆるナチュラルなお産をすることとオーガニックはイコールではありません(オーガニックについてはオーガニックの定義オーガニックの基準をお読みください)。
帝王切開やいわゆる普通の病院での分娩もまた神聖で貴重な経験であるとセレスマムでは考えており、お産に対しては一切の良否の判断を行いません。体験談の文章中の見解は、あくまでライターさんの個人の体験に基づく見解であることをご了承ください。
★mireiさん プロフィール
東京都在住の専業主婦です。2014年に長男を出産しました。2018年春より幼稚園に長男を通園させる予定で、お弁当作りはあるものの、やっと自分の時間も少し取れるかなというところです。私は結婚自体は2004年にしておりましたが、子供ができるまで共働きであったこともあり、妊活のスタートがかなり遅れました。2011年頃ようやく本腰を入れて妊活に励んだものの、すぐには授からず不妊治療も考えました。が、主人も私も元々オーガニックや自然食品、健康維持にとても興味があるタイプでしたので、人工的なアプローチでなく、自分達の身体の機能を高める自然食品や発酵食品、健康食品やごしんじょう療法、整体等を積極的に取り入れることで、妊娠する率を高めることにしました。結果、2013年にようやく待望の妊娠をするも妊娠9週目で稽留流産。翌2014年1月に再度妊娠し、同年11月に水中分娩にて長男を出産をしました。
[35歳で第一子を水中分娩で出産]

結婚9年目にして待望の妊娠が発覚するも流産。翌結婚10年目に再度妊娠

子供は結婚していつかは欲しいと思っていましたが、結婚7年目位までそんなに焦っていませんでした。今思えばきちんと家族計画について、主人と話しておけば良かったと思います。その頃はお互い共働きで、仕事がお互い忙しかったこともあり、じっくりそういったことについて話し合う機会もありませんでした。また、あまり私達夫婦のお付き合い期間がなく、付き合ってすぐに主人と結婚したため、2人の時間も欲しいというのも、子供をなかなか作らない大きな理由の一つだったのかもしれません。

いざ、“子供が欲しい!”と本気で夫婦で思い立ったのが結婚8年目位のことでした。しかし妊活に早速取り組むものの、1年位は全く妊娠もせず、ますます焦りました。周りの友人夫婦達も、結構不妊治療に取り組んでいたので、“私達も不妊治療に取り組むべきか?”という家族会議を、主人と何度も重ねました。しかし結論は、“人工的なアプローチ以外の全ての妊娠にプラスになることをして、私が40歳になっても妊娠しなかったら子供は諦めよう”というものでした。

夫婦としての妊活に対する方向性が決まってからは、ホットヨガに水素風呂、ごしんじょう療法に整体、酵素や健康食品の摂取、オーガニック食品をなるべく摂取したり、飲めば妊娠しやすくなるという妊活ティーを飲むなど、ありとあらゆる妊娠にプラスになることを続けました。

そして結婚9年目にして待望の妊娠が発覚するも、妊娠9週での稽留流産。夫婦で一度は谷底に突き落とされたようなショックを受けましたが、その後も自然派志向な毎日を送る中、結婚10年目にして再び妊娠することができました。

以前通っていた検診先で水中分娩を勧められ、産院を決断

1度目の妊娠の時には、検診のみ行える婦人科の個人経営のA病院で妊婦検診を受けていましたが、2度目の妊娠発覚後は、流産の時にお世話になった大病院Nへ、妊婦検診に通いました。というのも、1度目の妊娠の時に、もし出産するのであれば大病院Nにて水中分娩をすることを決めていたからです。

前回の妊娠時にA病院で何度か妊婦検診を受けていた際、先生より“君は結構痛がりだし股関節が硬いから、僕が考案した水中分娩をすると良いよ。僕の病院ではもうお産は出来ないのだけど、近くの大病院Nならやってくれるから、そちらですると良いよ。”と言っていただきました。母が妹をA病院で出産したこともあり(母はその際自然分娩だったそうですが)、水中分娩という方法があることは前に母から聞いていました。ですが、いまいちそのメリットが良くわからなかったので先生に伺うと、“お湯の中で出産するから身体がリラックスして股関節も開きやすいし、陣痛の痛みが普通分娩より和らぐんだ。また、好きな体勢で出産できる(立ったまま等)から、自分も楽だよ。後、赤ちゃんが出てくるところが伸びやすくなるから、赤ちゃんも出やすくなるし、自分のダメージも少ないよ。”と、非常に魅力的な答えが返ってきたのです。

私はとにかく、会陰が切れること、出産時に激痛が走ることに恐怖を覚えていましたし、何より赤ちゃんにとっても良い環境で産めることに魅力を感じました。加えて、大病院Nは水中分娩という極めて自然派なお産ができるにも関わらず、大きい病院なのでNICU(新生児集中治療室)が完備されていることも、産院にする大きな決め手となりました。私の出産時の年齢が高齢出産(35歳で初産)になってしまうためです。万が一のことを考えて、水中分娩という極めてナチュラルな方法を取りつつも、万が一のリスクに備えて赤ちゃんの安全を担保したい、と考えたのです。

また、この病院は、母乳育児を推奨している点にも共感できました。私自身、2013年に食育インストラクターの資格を取得する際、受けた講習で“これからお母さんになる人は、子供が最低2歳、できれば3歳位になるまで母乳をあげて欲しい。そうすることで、オキシトシンという愛情物質が子供に渡り、愛情豊かな優しい子供に育つから。”と教えられたからです。余談ですが、私も大病院Nで生まれたので、自分と同じ病院で子供を産めることにも、喜びを感じていました。

分娩に向けて両親学級や説明会に参加、水中分娩をするママさんの少なさに驚く

出産に向け、大病院Nで定期的に開催される両親学級に参加しました。分娩の仕組みや無事出産するためにはどういうことを心がけたら良いか、また母乳育児を推奨している病院でしたので、母乳育児のメリットの紹介や、両親同士のワークショップのディスカッションがありました。

そこで初めて知ったのですが、水中分娩をするママさんは、大病院Nのお産の全体のわずか1%程度だということ。もう少し多いのかと思いましたが、まだまだ認知度が低いことや、水中分娩を選択しても、実際に無事成功しないケースもあることが理由でした。

その後別の日に、水中分娩を予定している妊婦さんのための説明会を受けました。そこで水中分娩がほぼ自力であることを知りました。38度くらいのぬるま湯の中で妊婦さんが自力で産むのだと、ここで初めて知りました。出産時はお医者さんが一人、分娩するプールの外で、妊婦さんとお腹の中の赤ちゃんの心電図を見ながら2人が安全かどうかを確認しているだけで、助産師さんもいません。水中の中で産むため、体力の消耗も普通の自然分娩よりも早く、水中分娩にチャレンジしてもあまり分娩時間が掛かりすぎるとドクターストップが掛かり、普通の分娩や帝王切開などに急遽切り替えられてしまうのです。

また、大病院Nでは水中分娩用の個室が2つしかないので、当然他の妊婦さんで先に個室が埋まっていたら、水中分娩は出来ないので自然分娩に止む無く切り替えられてしまうとのことでした。水中分娩を選択さえすれば、誰でも成し遂げられるものだと思っていたので、この説明を聞いた時にはかなり驚きました。

また説明会では、水中分娩の流れやメリットも教えてもらえました。流れとしては、陣痛が来て出産間近になったら下着も全て脱いでガウンに着替え、自然分娩と同じような分娩台にあがります。子宮口が開きいよいよというタイミングでお医者さんが水中分娩のプールに案内してくれます。プールに入るときはもちろん全裸で、後は水中で自力で産めばよい、ということでした。

ちなみに今は旦那様に付き添って出産する方がほとんどで、大病院Nでも90%以上の方が旦那様の付き添いを希望されるとのことでした。水中分娩でも勿論それは可能とのことで、望むのであれば旦那様やお子さんも一緒にプールに全裸で入れるとのことでした。

ただ、私は元々一人で産んで、旦那様には分娩中大声を張り上げたり苦しんだりしているところは見せたくなかったので、付き添いは希望しませんでした。なので事前に病院へ提出する出産に向けての要望シートに、“個室に移動したら主人を外に出してください。”と記述しておきました。

また水中分娩のメリットは、やはりリラックスできること、股関節が開きやすくなること、自分の好きな体勢(立位、四つん這い等自由)会陰が伸びやすくなり安産になりやすいこと、赤ちゃんも羊水から水中に出るので安心できること、お母さんが自分で赤ちゃんを取り上げることができること・・等などでした。

全ての説明会に出席した後、“運悪く個室が埋まっていたらしょうがないけれど、水中分娩を成功させるために、可能な限りの努力はしよう”と心に決めました。




水中分娩の成功に向け、そして完全母乳育児ができるよう、日々努力

水中分娩を実現するためには妊娠糖尿病や過度の体重増加はNGなので、太り過ぎないように毎日ウォーキングをしたり、マタニティヨガに通ったりしていました。ちなみに安産には関係ありませんが、妊娠が発覚してすぐ、全身に妊娠線予防オイルを毎日塗りたくっていました。また、妊娠中は働いていましたが、たまたま自宅から徒歩3分のところに派遣で勤務していたので、ランチも外食をせず、家で野菜中心の健康的な食事をすることができました。

ただ、勤務時間は本来は19時までの会社だったのですが、まだ安定期に入る前、一度微量の出血があり切迫流産になったことがありました。1度流産していたこともあり、大事を取り会社にお願いをして安定期に入るまで会社をお休みさせてもらいました。

いずれ産休に入ることを見越して、事前に自分の業務マニュアルを作っておいたので、お休みも取りやすかったのかもしれません。安定期を過ぎ会社に復帰してからは、勤務時間も17時までに変更してもらうことができました。今思えば、本当に妊娠に理解のある良い会社だったと思います。

妊婦検診も決められた通りにきちんと行きました。時には実母、時には主人が付き添ってくれました。毎回エコー写真(2D)をもらえるのが楽しみでした。ただ性別はなかなか分からず、私達夫婦は事前に性別を知りたかったのですが、結局分かったのは妊娠8か月になってからでした。性別は男の子、とのこと。成長の経過は順調でした。母体に関しても特に問題なく、妊娠糖尿病や高血圧になることもありませんでした。

妊娠中には、母体にも良いとされる玄米由来の酵素パウダーも毎日多めに食べていました。これのおかげで、妊娠中起こりやすいと言われる便秘には全くならなかったと思います。加えて、安産になるお茶(分娩時間が短くなると言われている)をネットで見つけて飲んだり、家で体力をつけるためにドライヤーを掛けながら毎日スクワットをしたりしました。

妊娠8か月頃になると、会陰マッサージを始めました。会陰が伸びやすくなり、分娩時に切れにくくなると聞いたからです。カレンドラオイルという傷の修復が早いキク科の植物の物を使用し、毎日お風呂で主人に隠れてこっそり行っていました。マッサージの仕方は、飲んでいた安産になるお茶にたまたま紙で説明書が入っていたので、それを参考にしました。

また妊娠9か月位になると、病院から“そろそろ母乳育児のために胸のマッサージをすると良いですよ”と言われ、お風呂上りに毎日病院の指導の通りに胸のマッサージを行いました。

私は元々の体質なのか、母からの遺伝なのか、妊娠中全くつわりはありませんでした。なので元々食べることが好きですし、とにかく妊娠中はお腹が空いてしょうがなかったので、体重増加には気を付けていました。




出産予定日より10日も早く陣痛、出産へ

会社も無事産休に入り、出産までは残り少ないマタニティライフを楽しもうと、自宅近くのお店で友人とランチをしたりしてゆったり過ごしました。そして臨月になり、自宅近くの喫茶店で名物パンケーキをほおばっていた出産予定日の10日前のことでした。

その日の夜も、主人と少し遅めの夕食を自宅でとっていました。夕食を終え、大好きな海外ドラマを二人で見終えた22時頃、突如腰に痛みが走りました。生理痛のような最初は鈍痛でしたし、まだ出産予定日より10日も前だったので、まさか本陣痛だとは思いませんでした。

主人に“前駆陣痛が来たかも・・”と言うと、“本当の陣痛じゃないの?”と言われました。ですが自分で想像していた本陣痛よりもそこまでまだ痛くなかったので、しばらく我慢していました。ですが、みるみるうちに痛みが強くなり、規則的になり、陣痛はあっという間に5分間隔になってしまいました。

主人が私の母に急いで電話をし、状況を伝えると、“すぐ病院へ”と言われたので、以前より登録していたマタニティタクシーを呼びました。何とか主人に支えられ、共にタクシーに乗り込みました。車中で主人が病院に電話してくれ、出産間近で今病院に向かっていることを伝えてくれました。

※harukinさんの出産体験のつづきはこちらの記事に書いています。

※その他のオーガニック・ナチュラル派ママの出産体験談はこちらから読めます。

 

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この記事を書いた著者

セレスマム編集部
オーガニック・ナチュラル派ママのための妊娠・出産・子育て情報ウェブマガジン・セレスマム(ceres mom)の編集チームです。ママと子どもがマイ・ベストオーガニックライフを見つけるための場となれるよう、国内外の情報をもとにオーガニックの定義と基準を明らかにし、特定の健康法や流派に偏らない情報発信を心がけています。

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