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「潤うからだ」森田敦子 ワニブックスの書評・ブックレビュー

「潤うからだ」森田敦子 ワニブックスの書評・ブックレビュー

今回ご紹介する「潤うからだ」は、東西の薬草やハーブに精通し、フランスでフィトテラピーを修めた森田敦子(もりたあつこ)さんの2冊めの著作で、フランスを始めとする欧米諸国では当然の膣まわりのケア(デリケートゾーンケア)の重要性と具体的な方法について紹介したかなり広範囲にわたる反響のあった話題の著作です。

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森田敦子さんは、昔からず~っとデリケートゾーンのケアについて伝え続けてきた!

すでにこのサイトのこちらのコラムでも「自然のお守り薬」についての書評を書いた森田敦子さん。以前から植物療法の分野では活躍されている方で、デリケートゾーンケアの重要性については色々なところで語ってこられていました。

ざ~っと調べただけでも、こんなに色々なメディアで語ってきていらっしゃいます。日付をみると古いものだと2013年とかのものもあります。

粘液美容的”フランス式膣ケア”のすすめ(ELLE)
知っておくべき、デリケートゾーンケアの重要性(25ans)
【デリケートゾーンの黒ずみ、乾燥対策】膣の正しい保湿方法&ケアを教えます
植物療法士・森田敦子さんの肌習慣<後編>
【デリケートゾーンケア、始めよう!①】 膣は正しくケアしないと萎縮する!?
【デリケートゾーンケア、始めよう②】汚れていたらニオイやかゆみの元に! 膣まわりの正しい洗い方
【デリケートゾーンの黒ずみ、乾燥対策】膣の正しい保湿方法&ケアを教えます
月経痛、不妊、セックスレス、老化……“デリケートゾーン”のケアが女性の体を救う!?

重複する部分も多いですが、森田さんの主張をまとめると、日本ではなおざりにされていることが多かったり、そういうことに関心を持つことが恥ずかしいと思われたりするデリケートゾーンのケアは、フランスをはじめとする欧米では当たり前の身だしなみであり、女性の健康と美にとってとても大切であるということです。

※ちなみに、同じフランスで医師として活動している岩本麻奈さんも著作でフランスでデリケートゾーンのケアが当然女性がすべきこととして定着していると書かれていました。

パリのマダムに生涯恋愛原液の秘訣を学ぶ

森田敦子さんは、品位とエビデンスをもって女性のデリケートゾーンケアを伝えてくれる

ちなみに、デリケートゾーンのケアに関しては、「ニオイで彼に嫌われないように」とか「黒ずみで遊んでいると思われないように」「感じやすくなるために」みたいなパートナーや恋人からの評価を得るための恋愛ノウハウや、「金運が上がる」「好きな生き方ができる」みたいなスピリチュアル・自己啓発的な精神論もネットの世界では広まっています。

ですが、森田敦子さんは、デリケートゾーンのケアを一生を通じての女性の尊厳と関わることとして、機能的な話や植物療法のエビデンスに基づいた具体的なケアを品位をもって伝えてくださっていますので、きっとオーガニック・自然派のママ・プレママには共感できると思います。

会陰マッサージにはちゃんと効果がある! 会陰切開を必ずしもしなくてよくなるようにケアすることはメリットがある

特に、会陰マッサージの話は、日本ではまだまだ「効果がない」とか言われたりすることもあるようですが、本場フランスでは全くそんなことはなく、出産時に会陰切開をしなくても柔軟に広がるようになるということなので、妊活中の方、妊娠中の方は必見です。私も出産前に知っていればなあ・・・とほんと心から思いました。

今回の「潤うからだ」は、女性が一生をかけて膣まわりをケアすべき理由が介護まで射程に入れて植物療法の見地から具体的に語られている、森田敦子さんのデリケートゾーンケア論の集大成的な著作

上記のリンク先の記事を読むだけでも、森田敦子さんのデリケートゾーンケアに関する主張はある程度分かりますが、今回の「潤うからだ」は、こうした主張をまとめてより詳細に伝えている集大成だと思います。

そして、オーガニック・自然派のママ・プレママに特におすすめしたいポイントが2つあります。

まず、膣まわりのケア=若い女性がするものという思い込みを持つ方もいるかもしれません。ナチュラル=ありのままがいいと思っているかもしれません。しかし、女性が老いて介護を受ける立場になるところまで考えたときに、ケアされた膣まわりであることは介護をする人への配慮にもなり、また陰毛に糞尿が絡んだりしないので衛生的でも有り、また介護の時間も短縮されるので本人も羞恥心を毎回感じなくても済むというメリットがあります。人は耐えられない屈辱や苦しみを忘れたいと強く願う=忘れる=痴呆という現象につながるのではないかと森田敦子さんは指摘しています。

また、もう1つが、デリケートゾーンをケアするためにどういうものを使ったらよいのか、何を使ったら良いのかを植物療法の見地からすすめてくれていることです。市販されていたり安価なデリケートゾーンケアの製品の中にはケミカルなものも多いですが、オーガニック・自然派の方々にもぴったりのハーブや植物オイルをすすめてくれていますので、すぐに取り入れやすいということです。

「潤うからだ」で紹介されるデリケートゾーンケア成分・製品は、すべて現在の日本で手に入りやすいもの 日本のハーブのよもぎも登場!

そして、「潤うからだ」で紹介されるデリケートゾーンケアの成分や製品が、すべて現在の日本で手に入れやすいものであるというのも好感が持てました。実は、日本でもおなじみのよもぎもこの中に入っています。自分でオイルをブレンドしたりシングルハーブを活用するために日本で手に入れやすい植物オイルや成分が紹介されています。

面白いなと感じたのが、デリケートゾーンケアには種子系オイル、たとえばアプリコットカーネルオイルなどが有効だということ。女性の身体の中でも子どもと関係している部位は、植物オイルでも実のものが合うようです。

ちなみにデリケートゾーンケアで使用すると良いとこの本ですすめられている「よもぎ」ですが、使い方が若干面倒(煮出したりしないといけない)ので、私は小林老舗のよもぎ(もぐさ)のバームを使っていますが、たしかにかゆみがすっと消えます! フェミ○ーナ軟膏とかよりも絶対にいいですよ。

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また、森田敦子さんがプロデュースしたデリケートゾーンケアの専用ブランドアンティームオーガニックやマタニティ用ブランドインティメールも紹介されていますよ。時間がない方や手作りが不安な方は、こちらを手にとってもいいかもしれません。
※なお、アンティームオーガニックおよびインティメールは認証レベルオーガニックコスメであり、完全な合成成分無添加のものではないのでご留意ください。詳細は本記事では割愛します。化粧品のオーガニック基準についてはこちらのページも合わせてご参照ください。

アンティームオーガニック 公式サイト
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インティメール 公式サイト
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「潤うからだ」には、具体的な図解やイラストがないので、森田敦子さんのセミナーや講座に期待

この著作は、是非オーガニック・自然派のママ・プレママに読んでいただきたい良書だと思うのですが、1点残念なのが、膣まわりの具体的な図解やイラストがないということです。「この部分にオイルを塗る」とかケアの方法が言葉で書かれてはいるのですが、日本人女性は自分の指を自分の膣に入れたことがない方も多いですし、鏡で自分で見てもどの部位がどういう名称なのかわからないこともあるかと思います(私がそうです・・・)。なので、具体的なイラストや図解があった方が分かりやすいのに・・・とちょっと残念でした。

ただ、森田敦子さんのこの「潤うからだ」はかなり反響があったようで、著作公開後、色々な形でセミナーやトークショーなどを開催されているようです。主に首都圏ですが、そういった場であれば直接質問する機会もあるかと思います。私も機会があったら是非参加したいと思います。

ちなみに、森田敦子さんは「潤うからだ」ではデリケートゾーンケアの脱毛をおすすめしています。特に、I脱毛・O脱毛が必要だと思っているのですが、具体的なおすすめの手法は書かれていなかったので、オーガニック・自然派の方におすすめのサロンや手法も今後まとめてみますね。

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※森田敦子さんの「自然のお守り薬」についてのレビューはこちらに書いています。より具体的な植物療法ケアについて知りたい方はチェックしてみてください。

 

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この記事を書いた著者

高橋ともえ
ceresmomを主宰する管理人・高橋ともえです。学生時代からドイツ語圏と深いかかわりを持ち、オーガニックコスメと出会い、オーガニックコスメのサイトなどの情報発信を行う。2014年「四気質の治療学」の翻訳出版。2015年第一子を妊娠出産。JOCA(日本オーガニックコスメ協会)認定オーガニックコスメアドバイザー。私生活では、江戸時代から続く近江商人の末裔の婚家の築100年の滋賀県の古民家を拠点に、お灸やハーブ、薬草やジビエなど田舎暮らしを楽しむ生活をしている。詳細なプロフィールはこちらから。

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