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アレルギーとのたたかいとエコ&オーガニック育児 [北フランス・リール]

アレルギーとのたたかいとエコ&オーガニック育児 [北フランス・リール]

北フランス・リール在住のグレーラビットです。私自身と子どものアレルギーと上手に付き合いながら北フランス・リールでオーガニック子育てライフを送っています。

私のオーガニックとの出会い

私がオーガニック(フランス語ではビオ)に興味を持ったのは、娘の妊娠中に参考にしていた妊娠&育児サイトに掲載されていた記事がきっかけでした。

最寄りのスーパーがオーガニックスーパーだったのですが、値段も割高で、野菜の鮮度があまりよくなかったこともあって、洗剤や残留農薬が気になるバナナなど、購入するものは限られていました。娘の切迫流産の後、徒歩5分かからないオーガニックスーパーで買い物をすることが増えたのですが、ちょうどその頃、スーパーのほうも事業拡大で、品ぞろえや品質がずいぶん充実していきました。産後も、遠くに買い物に行って、娘が泣きだすのが心配だったので、コンビニ感覚で買い物に行くようになりました。




フランスは女性の80パーセントが就業、出産後も半数以上が3か月で職場復帰する国です。そのために授乳よりもミルクが主流、おむつも娘を出産した2006年当時は紙おむつ以外の選択肢はほぼありませんでした。私たちも布おむつを一応は検討はしてみたのですが、値段が高く、雨が多い土地柄、洗濯して乾くかどうかが不安だったので、まずは普通の紙おむつを使いました。

赤ちゃんならだれてもお尻は多少荒れると思うのですが、娘の肌荒れはひどく、2か月のころには水泡ができてしまうほどでした。おしめ用クリームという白いクリームをべったり塗って、おしめが吸い取った汚れが肌に触れないようにする、と小児科に指導されたのですが、そのクリームで蒸れるのか、余計に肌荒れがひどくなる始末。たまたまオーガニックスーパーでみかけた紙おむつを使用してみたところ、肌荒れが改善されたのです。私自身、普通の生理用ナプキンだとかぶれるので、娘も同じだと気づき、それからはMoltexというドイツの会社の紙おむつを購入するようにしました。その後も、スキンケアやベビーフード、牛乳や乳製品、野菜や果物と少しずつオーガニックのものを利用する割合が増えていきました。

息子が生まれたころには、オーガニックのベビー用品を扱うネットショップが充実し、紙おむつは割安なネットショップでまとめて購入するようになりました。でも、実際店舗で手に取ってみることができるのは、ありがたいです。また、息子の乳糖不耐がきっかけで、マーガリンや豆乳、豆乳や羊乳のヨーグルト、バター抜きのパイ生地なども日々の食事に欠かせません。オーガニックのお肉は、スーパーの肉のようなくさみがなく、おいしいので、子ども達はスーパーで買った肉は全く食べてくれなくなりました。

その他にも、生理前のイライラに効くバッチのフラワーレメディー、シリアのアレプ地方で作っている月桂樹のオイルを使ったアレプ石鹸、子どものシラミ退治ジェルと予防シャンプー(フランスの子どもは幼稚園や学校で定期的にもらってきます)など、本当に多方面でオーガニックスーパーを利用しています。




アレルギーを通じて代替療法と出会う・オステオパシーとホメオパシー

私自身、日本で花粉症という言葉が普及する前、小学生のときから花粉症で、毎年春に目が痒くて眼科に通っていたので、子ども達も何かの形でアレルギー体質だろうとは覚悟していました。娘は4歳ごろに日本からフランスに戻った際に、水が日本の軟水からフランスの硬水に替わったのが原因でアトピーを発症、その後もスナック菓子を食べると左の手首にアトピーが出るようになりました。7歳で白樺とイネ科の花粉症を発症し、春はずっと鼻づまりと目のかゆみに悩まされています。

息子は生後6週間のとき、急に授乳1時間後に苦しそうに泣くようになりました。抱いても姿勢を変えても、泣き止まないし、それまでつるつるだった肌が粉をふくようになりました。骨盤底筋のリハビリに通っていた助産師さんに相談して、それまで使っていたWeledaのベビー用クリームからAvenneのアトピー用のクリームに変更(アーモンドオイルの刺激を避けるため)、コリックに効くホメオパシーのコロサンテュス(Colosanthus:おもちゃ南瓜)とフェンネル、ボダイジュ、オレンジの抽出シロップのカルモジン(Calmosine)を勧められ、授乳後に飲ませるようにしました。

また、泣くたびに授乳すると、その場しのぎにはなるけれど、結局また1時間後には胃もたれで苦しい思いをさせるだけだから、どんなに泣かれても授乳間隔を2時間は空けるようにと言われました。この助産師さんには体だけでなく精神的にも助けてもらい、彼女に出会えて本当によかったと思っています。

同時に、私自身の食生活も見直しました。まず卵の摂取をやめ、次に乳製品をやめたら、息子の肌が少し落ち着いたので、乳製品をやめました。アトピーは少しましになったものの、授乳1時間後に泣くのは続き、原因も消化不良のコリックなのか、消化途中の母乳と一緒に胃酸が食道まで上がってきているのかがわからず、原因を見極めるためにオステオパシーの診察を受けることにしました。

オステオパシーとは、体の不調を骨格の歪みを整えることで軽減する整骨療法で、フランスでは保険で一部払い戻しもあります。まだ小さい息子が泣くのではないかと心配したのですが、3人のパパでもある子煩悩な先生の施術中、息子はずっとにこにこしながら、施術の間中おならをし続けたのです。オステオパシーの先生から、消化不良でお腹にガスが溜まって苦しいのが原因だと言われ、助産師さんに言われたのと同じく、授乳間隔を2時間以上空けるよう指示されました。胃酸が食道を痛めているのではないと分かって、ホッとしました。

このオステオパシーの先生には、今でも年2回、チェックアップに通っていますが、昨年は娘の背骨がおかしいと指摘され、レントゲンをとったところ骨盤と一番下の脊椎が癒着していることが分かりました。治療するほどではないのですが、脊柱側弯症になりやすいため、姿勢に気を付けたり、腹筋と背筋を鍛えたりする必要があるとのことで、理学療法士のところにトレーニングに通っています。

その他にも、靴底の減り方から、眼科に行くように助言をくれたり、娘の顎が小さくて、左右の差が大きいから早めに受診するようにと矯正歯科を紹介してくれたり、小さな不具合が大きなトラブルにならないように、早め早めに予防する対策を教えてくれるので、頼りになります。

オステオパシーの施術を受けた際に、アトピー体質の改善のためにホメオパスを紹介され、すぐに予約を取りました。それまでも夜泣きや風邪のレメディーを薬局で購入したことはありましたが、専門のホメオパスに診てもらうのは初めてでした。鍼灸院も兼ねているので、モグサ(お灸)の香りがする診察室で、息子の症状を説明して、私がかなり酷いアレルギー体質であること、私が乳製品の摂取をやめた経緯などを説明し、3,4種類のレメディーを処方されました。2か月様子を見て、症状が改善しなければ、少しずつ変えて、ヒットするものを探していきました。

同時に、アトピー体質の子は小児ぜんそくになる確率が高いので、そちらの予防も兼ねるとの説明を受けました。離乳食を食べられるぐらいの月齢であれば、レメディーをそのまま口に入れればいいのですが、まだ2か月にもならなかったので、レメディーを少量の水に溶かして、スポイトで飲ませました。最初は効果があるのか、あまりよくわからなかったのですが、2度目の診察でレメディーを変えたときに、急に夜泣きが治まり、肌の状態もよくなったので、これがヒットすることだ、と実感しました。その後、娘と私も花粉症の症状を軽減させるために、同じ先生にお世話になっています。

日本ではホメオパシーというと少々胡散臭いもののように思われるようですが、フランスでは普通の内科や小児科もホメオパシーの薬を処方することがありますし、ホメオパスもステロイドや抗ヒスタミン剤など、西洋医学の薬を否定することはありません。症状が酷いときには強い薬を使い、症状が比較的軽いときや落ち着いているときに体質改善も兼ねてホメオパシーの薬を使う、という共存のスタンスです。私自身も、どちらかに偏らず、子ども達の症状に合わせてどちらを使うかを選んでいます。

※アレルギー対応済みの日本製・国産のオーガニックベビーフード・離乳食についてはこちらにまとめています。

※日本で買えるニュージーランド製のオーガニックベビーフードOnly Organicについては当サイトのライターのDaisyさんが紹介記事を書いています。

※iHerbで買えるオーガニック離乳食のElla’s Kitchenなら、味付けが野菜や果物の味そのままなので日本人でも食べやすいと評判です。詳しくはこちらの記事でレビューしています。

※フランスのオーガニックスーパー・ビオセボンが東京で新規出店中!中目黒店をライターのはるかぜさんが写真付きでレポートしています。

 

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この記事を書いた著者

Gray Rabbit
フランス在住15年の兼業主婦です。地方都市で5歳の息子と11歳の娘の年の差育児中です。息子は乳糖不耐、娘と私はひどい花粉症なので、対処療法ではなく、ホメオパシーやオステオパシーなどを使った体質改善や予防を心がけています。フランスは給食のアレルギー対応がないので、息子は給食の代わりにお弁当持参。日本と違って、前菜・メインディッシュ・チーズ・デザートのコースなので、給食の献立を参考に牛乳と牛乳製品を避けたお弁当作りに日々はげんでいます。出産は2人ともフランスで主流の無痛分娩で、下の子のときには不妊治療も経験しました。日本とはかなり違うフランスの出産・育児事情をご紹介できたらと思います。

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