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アメリカでのオーガニック離乳食体験談 [アメリカ・西海岸・カリフォルニア]

アメリカでのオーガニック離乳食体験談 [アメリカ・西海岸・カリフォルニア]

皆さん、いかがお過ごしですか?CA LIFEです。今回は、子どもが成長するにつれて作ることになる離乳食について書きたいと思います。

日本での離乳食開始は、なめらかにすりつぶした10倍かゆから開始する人が多いと思います。厚生労働省も「離乳の開始では、アレルギーの心配の少ないおかゆ(米)から始める。」としているので、日本で販売している本の多くは、きっとお粥がスタートになっているのではないでしょうか。

アメリカで離乳食を開始することになった私ですが、離乳食のベースは日本の厚生労働省から出ている「授乳、離乳の支援ガイド」に沿って行っています。

というのも、小児科の主治医に「はちみつ以外なら、なんでも食べさせて大丈夫。」とおおざっぱに説明されたため、それなら日本の方法でというような単純なものからです。日本でも最初に受ける説明ではちみつは、乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは与えないように説明受けますよね。そのため、ここにきてなんとなく管理栄養士の知恵が少々役立つ時が来たかなという感じで、手を抜けるところは抜いて離乳食を進めています。

アメリカの離乳食の食品も気になっていたので、外出用にオーガニックの離乳食を購入したり、ママ友からもらって使ったことのあるものなどを今回は紹介します。

まずは、主食となるお粥の話から。日本にも粉末状になっているお米の離乳食はありますが、アメリカにも似たようなものがあります。それが、EARTH’S BESTから出ているオーガニックの「ライスシリアル」です。WHOLE GRAINなので、いわゆる玄米を粉末にしたものになります。この他にも、オートミールやマルチグレインなどもあり、シリアルだけで全5種類出ています。

これらには、鉄やビタミンEなどが添加されています。私は、このシリーズの「MULTI GRAIN CEREAL」をママ友からもらったので、娘の朝食用に2箱使ったことがありますが、すんなりと食べてくれました。使い方は簡単で、水や粉ミルク(液体にして使用)、母乳と混ぜるだけなので、赤ちゃんの飲み込む様子を観ながら水分量を変えて固さを調節できます。

私が試食した時の感想は、正直麦の味のみなので、何か果物や甘さが欲しいというのが感想でした。外出時には、1回分を計量し、粉ミルクを別で粉末の状態で持っていき、食べる時に粉ミルクを水またはぬるま湯で溶き、シリアルの粉末を混ぜて与えていました。

続いて副食となる野菜や果物の離乳食ですが、日本と同じように瓶やパウチタイプが主流です。私は、外出の際はパウチタイプ、瓶は荷物としてかさばるのでたまに自宅用として購入しています。購入の頻度は、パウチが圧倒的に多いです。

ステージは月齢で分かれており、前述にも出てきたEARTH’S BESTなら「Stage1=4か月以上、Stage2=6か月以上、Stage3=9か月以上」になります。いつも新しい商品を試すときは、一口私が試食してから娘の離乳食として出していますが、今のところここのメーカーから出ているものを食べ残したものはありません。

そのため、いつも行くSprouts Farmers Marketでもセールになっていることがあるので、家にある在庫の量を見ながらセールになっていないかチェックしています。

反対に主人が購入して来てくれたBeech-Nutというメーカーから出ているパウチタイプの「peas, green beans & avocado」は、私も一口食べてこれは食べるかなと思いつつも娘の口へ一口分を入れたら、口から離乳食を全て出しました。その後、2回くらいスプーンを口に近づけましたが顔をそむけました。匂いで判断していましたね。

私もすぐに諦めがついたので、もったいないと思いつつも破棄しました。赤ちゃんの嗜好がわかり、パウチや瓶タイプの離乳食を使う頻度が高ければ、インターネットでまとめ買いした方がお得だとは思いますが、今のところその必要はなさそうなので必要な分だけ店頭で購入しています。

離乳食は手作りしたものを食べさせたい思いはあっても、どうしても長時間の外出になるときは、手作りの離乳食は衛生面が気になるところです。そのようなときには、市販の離乳食は便利だと思っています。私は、たまに品数の調整や彩りにも使っています。

例えば、茹でたサツマイモだけはちょっと色が物足りない思ったときは、リンゴのペースト(市販のパウチタイプ)をかけて出したり、ヨーグルトのソースそして離乳食のペーストを使っています。市販の離乳食の使い方は十人十色ですね。

※iHerbでもオーガニックのベビーフードを日本に取り寄せることもできます。Earth’s Bestをはじめとして、様々なベビーフードやおかしが購入できるので、iHerbを是非一度チェックしてみてくださいね! 記事下のリンクからiHerbのはじめて産向けのお買い物ガイドに飛べます。

※その他の日本製・国産のオーガニックベビーフード・離乳食についてはこちらにまとめています。

※日本で買えるニュージーランド製のオーガニックベビーフードOnly Organicについては当サイトのライターのDaisyさんが紹介記事を書いています。

※iHerbで買えるオーガニック離乳食のElla’s Kitchenなら、味付けが野菜や果物の味そのままなので日本人でも食べやすいと評判です。詳しくはこちらの記事でレビューしています。

 

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この記事を書いた著者

CA Life
日本では、管理栄養士として5年間勤務。結婚を機に退職し、2015年の10月に愛犬と共に、主人がいるアメリカ(カリフォルニア州のSurf City在住)へ移住。
アメリカに来てから約半年後に妊娠がわかり、2017年2月にカリフォルニアで出産。現在は生後5か月の娘の育児に奮闘中。
趣味は、パンやお菓子を焼くこと。また、アメリカに来てからゴルフクラブを購入し、夫婦で練習やラウンドにも行っていましたが、妊娠してからはお休み中。アメリカ西海岸での日常生活や身近なイベント、普段利用しているスーパーなどで売られているオーガニック食品等の紹介と、アメリカ西海岸での妊娠、出産、育児に関することなどをご紹介していきます。

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