
皆さんは「KOMBUCHA(コンブチャ)」ってご存知ですか? 私が初めて聞いた時は「昆布茶?」と思ってしまったのですが、
KOMBUCHAというのは1970年代に日本でも流行した「紅茶キノコ」のことなんです。もしかすると、こちらの方が耳なじみがよいかもしれませんね。
コンブという語が入っていますが、コンブは入っておらず、名前の由来は、「酵母茶(こうぼちゃ)」が聞き間違えられて、KOMBUCHAになったとか諸説あるようですが、韓国では菌をKOM(コン)と発音することがあり、その韓国からアメリカへと間違って伝わってしまったというのが一番有力な説のようです。
また、紅茶キノコと言われますが、キノコも入っていません。お茶に砂糖を加え、酢酸菌と酵母由来から生まれたスコビー(菌株)を入れ、酵素と糖をエサに発酵を始めます。フルーティーな酸味と微炭酸の感じられる発酵ドリンクがKOMBUCHAなんです。
日本では、ようやくオーガニック好き・健康志向の高い方々の間で広まりつつあるものの、まだまだあまりなじみがありませんが、アメリカやオーストラリアでは、スーパーなど様々な場所で売られていて、気軽に手に入るほど身近なものになっています。
前置きが長くなりましたが、お茶を発酵させた新しいドリンク「KOMBUCHA」をメインメニューとして、自然の恵みや発酵製品を楽しんで取り入れるライフスタイルを提案している東京西麻布の”kombucha bar 大泉工場 NISHIAZABU”に行ってきました。
kombucha bar大泉工場NISHIAZABUは、西麻布交差点のすぐそばにあります。
地下鉄の駅だと東京メトロ日比谷線 広尾駅、東京メトロ大江戸線 六本木駅が最寄りですが、どちらからも10分程度歩きます。渋谷駅をご利用であれば、渋谷から出ている六本木ヒルズ行きのバスに乗り、西麻布停留所で降りれば、すぐです。
barというだけあって、アルコールの取り扱いもあります。
22時まで営業しているので、仕事終わりに立ち寄るのもよさそう。
甘酒やコールドプレスジュースもあります。味で選ぶのもいいですし、効能が書かれているので気になる効能で選ぶのも良いかもしれないですね。
おにぎりやぬか漬けなどもあり、もちろんイートインできます。
おにぎりは国産原料のみで手づくりした具材をビタミン・ミネラル豊富な有機玄米で包んであります。
ビーガンバインミーが美味しそうだな!とホームページを見て狙っていたのですが、私の苦手なパクチーが入っていました・・・。厚揚げを甘辛いタレを絡めてあって、店員さんもおススメの一品なので、パクチーが大丈夫な方は、ぜひお試しください!
国産有機(オーガニック)の麦味噌やねり梅、有機野菜の販売もありました。
さて、主役の取り扱いのKOMBUCHAはスタンダードなオリジナル、チャイフレーバー、ベリーフレーバーの3種類がありました。私は初めてなので、オリジナルを選択。
玄米発酵液を作るワークショップに参加したことがありますが、
玄米発酵液は発酵のにおいもするし、味は酸味もあって正直、飲みやすいとは言えないです。
そのため、KOMBUCHAのにおいが発酵液のにおいとちょっと似ていたので「大丈夫かな?」と、内心ドキドキしたのですが、ほんのり甘く、しかも微炭酸。甘いと言っても、口に残るほどの甘ったるさは無いので、とても飲みやすかったです。
KOMBUCHAは、お茶がベースのためジュースに比べカロリーが低く、乳酸菌、酵素、ポリフェノールといった栄養素がギュッと凝縮されています。
大泉工場のKOMBUCHAは、原料もオーガニックにこだわり、人工甘味料や人工香料、着色料を一切使っていないのも安心できますね。お茶を発酵させたことで生まれる有機酸が腸内環境を整え、毎日の元気と美容をサポートしてくれます。
写真なので分かりにくいですが、泡がポコポコ上がってきて、スパークリングワインみたいなんです。
上の写真はKOMBUCHAいなり。、具がたっぷりのコンブチャ玄米酢飯を薄口醤油とみりん等でじっくり味付けした油揚げに詰めたいなり寿司です。選んだのは、シソとくるみのお味です。シソの香りが口に広がって美味しかったです。
なお、中のキッチンには発酵中のKOMBUCHAの大きな容器が並んでいました。びんの上の方に浮いているのがスコビー(コンブチャ株)です。
店内の黒いテーブルはマンホールを利用して作られたものなんです。全体的にスッキリとしたオシャレな店内になっています。東京西麻布のお近くにお住まいの方や、コンブチャに興味がある方は、ぜひ大泉工場nishiazabuにてオーガニックにこだわった素材で作られた生のKOMBUCHAをぜひ味わってみてください。
住所:106-0031 東京都港区西麻布2-13-13
営業時間:08:00~22:00
定休日:年中無休・夏季休業・冬季休業有り
TEL&FAX:03-6427-4749
ホームページ:http://oks-nishiazabu.com
facebook:https://www.facebook.com/oizumikojonishiazabu/
※オーストラリア在住ライターさんたちのレポートでは、オーストラリアでKOMBUCHAが身近なものになっている様子が伝わってきます。
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