![ドイツの赤ちゃんの主食!おかゆがわりのオーガニックフレーク[ドイツ、デュッセルドルフ]](https://ceresmom.jp/wp-content/uploads/2018/12/organicfrakegermany.jpg)
この記事では、赤ちゃんの主食として生後半年くらいからドイツで食べられているオーガニックフレークをご紹介します。ほとんどの日本の赤ちゃんは、お米でできたお粥を主食にしていると思います。たまに麺類やパンを与えることはあっても、主食の中心はお粥である家庭が多いでしょう。
ドイツの赤ちゃんは、原材料に小麦や米などの穀物でできたフレークを、お湯で溶いてペースト状にして与えることが多いです。生後4~6ヵ月から食べることができ、販売されている多くの商品がオーガニックです。今回はそのオーガニックフレークを紹介させていただきます!味の付いているもの・いないもの、穀物の種類でたくさんの種類が販売されていますので、その中から代表的な商品を掲載していきます。
この記事の目次
ドイツのオーガニックフレークその1:ミューズリーの販売に力を入れているKollnのベビー用フレーク
スーパーのミューズリー売り場に行くと、必ずと言っていいほどKollnの商品が、種類豊富に陳列されています。ベビー用品のメーカーではありませんが、ミューズリーメーカーとして実績があり、ベビー用のフレークも販売しています。
写真の一番左はノーマルな小麦で出来ています。この中では一番消化しやすく牛乳や砂糖・塩の使用はなく、かなりシンプルな味です。離乳食のスタートに向いている商品だと思います。
写真の真ん中の商品は粗挽きの小麦を、一番右の商品は5種類の小麦をブレンドされて作られています。粉が粗目ですので、栄養価が高く腹持ちが良い商品です。その分消化に負担がかかるので、離乳食に慣れてきたころにステップアップすると良いかと思います。この2種類のフレークも砂糖・塩は使われていません。
ドイツのオーガニックフレークその2:ドラッグストアDM(デーエム)のプライベートブランド
ヨーロッパに展開するドイツ発の大手ドラッグストア、DM(デーエム)のプライベートブランドからもベビー用フレークが発売されています。小麦以外の原材料の商品も取り揃えており、写真の左は米・右は粟が原材料です。
粟はミネラルを豊富に含む穀物です。ドイツでは粟の栄養価には定評があり、大人用のお菓子に使われていたり、そのまま袋に入って売られていたりと、頻繁に目にする身近な穀物の1つです。このままでも良いですし米や麦のフレークと混ぜて与えても良いです。手軽に栄養価を高められます。
また、小麦アレルギーのお子さんにも安心して与えられます。アレルギーがあっても他の選択を気軽にできることは、とても嬉しいことですね。
もちろん、DM商品には小麦で出来ているフレークもあり、合わせるとかなりの種類があります。栄養や体調のことを考えて、素材を日替わりで与えることもおすすめです。低価格のプライベートブランドですので、色々と試してみたくなります。
ドイツのオーガニックフレークその3:HIPPのオーガニックフレーク・夜用もあり
写真の中央の商品は、穀類だけでなくバナナとりんごも混ざっています。多くのフレークが味付け無しで販売されているため、味はとても質素なのですが、こちらはフルーツの甘みがあります。他の商品に比べると子どもが好む味です。私の息子もよく食べていました。
味があるといっても砂糖と塩は不使用で、バナナとりんごそのものの甘みがします。体にも優しく安心です。タッパーにフレークを入れて持ち歩けば、お湯さえあれば暖かいご飯が与えられるので、携帯用の食事としても重宝していました。麦や果物が持つミネラルやビタミンといった栄養素もたっぷり入っているので、朝ごはんや出先で食べる食事でしたら、これで十分かと思います。
麦の腹持ちの良さを生かして、夜用のフレーク(上の写真)も販売されています。味は大きく変わりませんが麦が粗挽きになっていて、さらに腹持ちするよう工夫されているのです。赤ちゃんの中には寝る前にミルクを飲んだとしても、夜中にお腹が減って起きてしまう子もいます。私の息子がまさにそのタイプでした。それをドイツの助産師さんに相談しらところ、こちらの商品をおすすめされました。
寝る前のミルクをこの夜用フレークに変えてみたところ、腹持ちが良いのかよく眠るようになりました。ほんのり牛乳の味がするため、とても食いつきがよく、お腹いっぱい食べてぐっすり眠りについていました。
なかなか夜に長く寝てくれない子に試す価値のある商品だと思います!
ただし、麦が粗挽きの分、消化に負担がかかるので、体調不良の時は与えないよう、助産師さんに助言をいただきました。腹持ちが良いということは消化するのに時間がかかるということですから、注意が必要です。
ドイツのオーガニックフレークその4:ライスフレーク
こちらはお米でできたフレークです。お湯で溶くと、離乳食初期に与える裏ごしした状態のおかゆのようになります。臭いや味もお粥によく似ていますから、お米を食べ慣れている赤ちゃんは好んでくれるかもしれません。
私はこのライスフレークに、おかかや煮干しを粉末にしたものを混ぜたり、のりの佃煮を混ぜたりして、少し味や栄養を足して息子に与えていました。
混ぜるお湯の量でおかゆの粘度が調整できるので、赤ちゃんの飲み込みのレベルや好みに合わせて作ることができ、とても便利です。
ドイツのオーガニックフレークその5:子ども用ミューズリー
子どもの歯が増えて噛むことが上手になってきたら、フレークは卒業となります。ドイツの子はパンやイモを、日本人の子は大人と同じ硬さのお米を食べる時期です。
フレークを卒業しても、やはり毎日の食事準備の手軽さは求められます。1歳を過ぎると写真のような子ども用ミューズリーが食べられるようになります。牛乳やヨーグルトに混ぜて朝食にすると、とても簡単に栄養価の高い朝ごはんを用意できます。
ご飯として与えるのはもちろんですが、手作りのクッキーやスコーンに混ぜて焼いても美味しいです!子どものおやつを手作りしていると、何か一工夫して少しでも栄養価を高めたい!と考える方も多いかと思います。このミューズリーはそういったお菓子作りにも使えますから、一袋あると応用できてとても便利です。
まとめ:ドイツのオーガニックフレークはママの強い味方!
ドイツでは日本より昔から共働きが当たり前な家庭が多かったせいか、手軽に栄養補給できる食品がたくさんあります。手をかけなくても、おいしく安全なものを子どもに与えることができ、ママの強い味方ですね!
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